不思議。偶然の重なり

不思議。偶然の重なり

あなたは運命を信じますか?

こう書き出すと恋愛関係の話みたいですが、今回はあまり関係ないです。

では何が運命――偶然の重なりなのかというと、先日、私が実際に体験したある出来事のことなのです。

その日私は仕事を終えて、バスで帰ろうと停留所でバスが来るのを待っていました。

ところが予定時間を過ぎてもバスが来ません。

「まぁバスだし、少しくらいは遅れることもあるだろう」と、私はもう少し待つことにしました。

しかし、それから10分が過ぎてもバスが来る気配はありませんでした。

乗り慣れていない路線でいつまでも待つのが嫌だった私は、駅まで歩くことにしたのです。

ケータイをナビを頼りに歩き始めしばらくした頃、ふとあることに気付きました。

それは今向かっているT駅より、同じくらいの距離にあるF駅の方が近いんじゃないのか、ということ。改めて調べ直してみるとやはりF駅の方が近かったのです。

私は途中の分かれ道でF駅へと進路を変えました。

そのままナビ通りにF駅へ向かう途中で、それは起こったのです。

歩いている私の後方から自転車に乗って走ってきた青年が、私を追い越すと同時にリングロックを落としたのです。

ちょうど歩く先に落ちたため、私はリングロックを拾い、その青年に渡してあげました。

と、ここで私は不思議な感覚にとらわれたのです。

なぜならこれは、大きく分けて2つの偶然が重なり合って辿り着いた未来の形だったからです。

第一に、私がバスで駅まで行っていたならこの未来はありませんでした。

第二に、途中でF駅の可能性に気付かず、分かれ道をそのまま進んでいればこの未来はありませんでした。

それを思った時、私は「運命」というものを今までで一番強烈に感じたのです。

ほんの気紛れで選択した道の先に、偶然の重なりがあったのですから。

もちろん、あのままバスで帰っていればまた別の偶然が。

はたまた分かれ道をそのまま進んでいればまた別の偶然があったのかも知れません。

そう考えていけば考えるほど、私は「運命」が持つ魅力に惹き込まれそうになります。

今回のような偶然の重なりから、もっと大きな重なりまで……大小様々な重なりが、今この瞬間瞬間にも世界中で起こっているのだと思うと、なんだかワクワクしてくるのです。

人はその時々に選んだ道の未来しか見ることが出来ません。

だからこそ、常に一期一会の精神を忘れずにいきたいですね。

今回の一件で、私はそう思いました。

エルグランド

麻雀はどうして市民権を得られないのか

麻雀とは、麻雀を知らない人にとっては「なんかよく分からないけど恐いもの」「ギャンブル」「違法」などと思われているのではないだろうか。

将棋や囲碁やチェスなどはとても健全なイメージがあるのに、どうして麻雀だけがここまで忌避されているのか……その事がすごく疑問に思ったのです。

現代において将棋も囲碁も(チェスはみたことがないが)一般の放送局で観ることが出来る。ところが麻雀を放送している一般局は無い。TVで麻雀を観ようと思ったら有料チャンネルかニコニコ動画といったものを利用するしかない。

これは一体なぜなのか。

それはやはり、麻雀に対して持たれている一般的なイメージによるものではないだろうか。

冒頭でも述べた通り、麻雀は「恐い」「ギャンブル」「違法」として誤解されがちなゲームです。

悪いイメージが定着しているものを一般の放送局で流してしまうと「子どもに悪影響が出る」などと批難されかねません。そんなリスクを負ってまで放送するメリットなどない、というのが現代において一般放送で麻雀が放送されない理由のひとつだと思います。

斯く言う私も、麻雀を覚える前はそういった悪いイメージを持っていたものです。

ですが今は、麻雀の名誉のために言いたいことがあります。

それは、『麻雀とは賭けずとも楽しいゲーム』ということです。

確かに今主流の麻雀漫画を読んでみても、9割以上の作品にお金が絡んでいます。ギャンブル要素のない麻雀漫画といえば『咲-saki-(著:小林立 スクエアエニックス刊)』くらいじゃないでしょうか。

これら漫画のイメージからも、麻雀=ギャンブルの図式が確立しているのかも知れません。

そういった意味で『咲-saki-』は麻雀のイメージを一新する可能性を秘めた漫画だといえますね。これをきっかけに全国の学校でも麻雀部が認められたり、ゆくゆくは『咲-saki-』の世界のように、街頭テレビで大会の模様を放送したりする時代が来るかもしれません!

今期から『咲-saki-』の外伝――『咲-saki-阿知賀編episode of side-A』もアニメ放送が開始されます。これをきっかけに、ひとりでも多くの人が『麻雀の楽しさ』を知り、末永く麻雀を打ち続けてくれればいいなと思います。

そしていつかは、一般の放送局で麻雀の大会模様が放送されることを願ってやみません。

最後にもう一度だけ言います。

――「麻雀は賭けなくても楽しいゲームです!!!」

エスティマ